羅臼岳におけるヒグマ人身被害の発生について(第2報)
令和7年8月14日 20時00分
8.14羅臼岳におけるヒグマ人身事故斜里町対策本部
本日午前11時10分ごろ、羅臼岳登山道で発生したヒグマによる人身事故について、現在の状況をお知らせします。
【町の対応】
町では、午前11時30分に「8.14羅臼岳におけるヒグマ人身事故斜里町対策本部」を設置し、警察・消防・知床財団等の関係機関と連携して情報収集および救助活動等の対応にあたっています。
1. 現在の状況
■安否不明者について
ヒグマに襲われたとみられる登山者1名は、依然として安否不明の状況です。
■ヒグマについて
原因となったヒグマは捕獲されておらず、現在も周辺に潜んでいる可能性があり、大変危険な状態が続いています。
■他の登山者の救助について
山中にいた他の登山者については、警察及び道防災ヘリコプターにより、救助活動を進めています。
2. 今後の対応とお願い
明日15日(金曜日)、早朝から捜索活動を再開いたします。
この事故を受け、明日15日は以下の園地・登山道を終日閉鎖いたします。
・知床五湖園地
・カムイワッカ園地(湯の滝)
・知床連山登山道(全登山口を含む)
大変危険な状況が続いておりますので、現場周辺には近づかないよう、重ねて強くお願いいたします。 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
更新日:2025年08月14日